当院で実施している予防接種
- ・高齢者等肺炎球菌ワクチン予防接種
- ・帯状疱疹ワクチン
- ・インフルエンザ予防接種(10月中旬から12月末のみ)
-
帯状疱疹ワクチン
- 帯状疱疹ってどんな病気??
- ●水痘帯状疱疹ウイルスは、水痘が治ったあとも感覚神経に潜んでいます。加齢や過労などで免疫力が低下すると増殖を開始し、感覚神経に沿って皮下に帯状疱疹を発症することがあります。
- ●帯状疱疹を発症すると、体の左右どちらか一方に水疱と紅斑が帯状に広がります。強い痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続きます。
- ●皮膚症状が治った後も約2割の方に神経痛が残り、失明、耳鳴り 、難聴などの後遺症が残る場合があり、日常生活に支障をきたすこともあります。(帯状疱疹後神経痛)
- ●帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。
- 患者さんの負担が大きいものなるため早期の治療が必要です。
- ※対象年齢は50歳以上となっております。
-
- ●高齢者等帯状疱疹予防接種の対象者について●
令和7年4月1日から、高齢者等帯状疱疹予防接種が定期接種化されます。
令和7年度の対象者は、小樽市に住民登録がある次の方となります。
1・令和7年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳
又は100歳以上になる方(※高齢者等帯状疱疹予防接種実施年度別生年月日早見表⇦クリック)
(対象の方へは、4月上旬に個別にお知らせの文書を送付します)
2・接種日に60歳から64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の
障害があり日常生活がほとんど不可能な方(身体障害者手帳1級相当の方)
上記に該当しない方でも50歳以上の方対象で接種可能です。(実費)- ※定期接種対象は1,2の方で、生涯で1回のみとなりますので、接種希望される方はお気を付けください。
- ※令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳(※2)となる方も対象となります。
- ※2:100歳以上の方については、2025年度に限り全員対象となります。
- ※令和12年度以降は、接種日時点で65歳の方のみが対象になります。
帯状疱疹ワクチンは事前予約制となっております。
必ず予約をお願いします!
代表電話番号 0134-54-6543 - 【使用ワクチンと違い】
-
ビケン シングリックス 特徴 弱毒化生ワクチン 不活化ワクチン 効果 発症予防 50%
帯状疱疹後神経痛 30%軽減発症予防 97%
帯状疱疹後神経痛 88%軽減接種回数 1回(皮下に接種) 2回(2か月間隔で、筋肉内に接種) 1回の価格
(税込)助成対象者 2,500円
対象年齢外 9,900円助成対象者 9,600円
対象年齢外 23,100円副反応
(個人差有)注射部分の痛み、腫れ、倦怠感など
症状は3日~1週間以内注射部分の痛み、腫れ、倦怠感、頭痛など
ジングリックスの方がやや副反応が強い
症状は3日~1週間以内持続期間 5年程度(8年後にはほぼ消失) 9年以上(8年後でも85%、10年後でも73%) 利点 価格が安い
副反応が少ない高い効果が長続きする 欠点 予防効果はシングリックスに比べると劣る 価格が高い
2回接種する必要がある
注射部分の腫れが強い - 上記のどちらかのワクチンを選択して予約してください。
-
- 高齢者等帯状疱疹予防接種事業の対象者で市民税非課税世帯または生活保護受給世帯の方は、接種日当日に接種料金(自己負担金)免除に係る書類を提示することで接種料金(自己負担金)が免除となります。
- 【非課税世帯の方】必要書類
- 1 令和6年度又は7年度の小樽市の介護保険料納入通知書
※65歳となる方は、誕生月の翌月に送付されます。
※介護保険料納入通知書を紛失された方は、下記3の保健所で発行する予防接種無料券を申請してください。(介護保険料納入通知書の再発行はしておりません。)
2 令和6年度又は7年度の小樽市の介護保険料額決定通知書兼特別徴収開始通知書
※特別徴収となる方に送付されます。
※小樽市の介護保険料額決定通知書兼特別徴収開始通知書を紛失された方は、下記3の予防接種無料券を申請してください。(小樽市の介護保険料額決定通知書兼特別徴収開始通知書の再発行はしておりません。)
3 保健所で発行する予防接種無料券(対象年齢となっており、上記の証明書類1・2がお手元にない方に発行いたします。)
・予防接種無料券の発行を希望される方は、御本人確認できる書類を持参し保健所で申請をしてください。なお、代理の方が申請される場合は、接種者本人の御本人確認書類のほか、接種者の印鑑と代理の方の御本人確認書類を持参してください。(市内3か所のサービスセンターで申請をすることができますが、お手元に予防接種無料券が届くまでに2週間程度かかります。- 【生活保護の方】
- 生活保護手帳(有効期限内のもの)
- ※接種日当日に免除に係る書類を医療機関に提示できない方は、接種料金(自己負担金)は免除になりません。また、保健所で後日の払い戻しは行いません。
- ※帯状疱疹ワクチンは完全事前予約制です!キャンセル不可!
- (延期は一定の期間であれば可能です。)
- ※コロナワクチン接種、前後2週間は接種できません。
- 現在火曜日のみ接種しております。(副院長・矢﨑医師)
- 今後は当院内科、循環器内科・外科の診療日に対応できるよう調整中です。(かかりつけ医にて接種可能に)
- お電話にて予約日時の相談等させていただきます。
- ワクチンを取り寄せる都合上、日数をいただく場合がございます。
- ■キャンセルについて
ご予約のキャンセルは一切受け付けません。 - キャンセルはできませんが、一か月以内の日にちの変更は可能です。
- 変更は代表電話:0134-54-6543へTEL下さい。
- ■キャンセル料について
キャンセルにつきましては、医師の判断によりキャンセル料が発生する場合がございます。
あらかじめご了承ください。 - 帯状疱疹ワクチン接種を受けた後の注意
- ① 予防接種を受けた後30分以内に、まれに急な副反応が起こる場合があります。接種後30分程度は医療機関の近くにいるか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
- ② 接種後4週間は副反応の出現に注意しましょう。
- ③ 副反応として接種後に発熱、発疹や局所の発赤、腫脹(はれ)、しこりが見られることがあります。また、まれにアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が起きることがあります。
- ④ 接種部位は清潔に保ちましょう。接種当日の入浴は可能ですが、接種部位をこすることはやめましょう。
- ⑤ 次の接種で他の生ワクチン(MR、おたふくかぜ、黄熱など)を接種する場合は「27日以上の間隔」をあけてください。次の接種で不活化ワクチンを接種する場合は決まった接種間隔はありません。また、他のワクチンと同時に接種する場合は医師に相談して下さい。
- ⑥ 妊娠をしている女性、および妊娠している可能性がある女性はワクチンを受けることができません。また、ワクチン接種後は少なくとも2か月間妊娠を避ける必要があります。
- ⑦ 接種後は普段通りに生活できますが、激しい運動は避けて下さい。
- ⑧ 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けて下さい。
